みなさんこんにちわ。
言っておりませんでしたが、私はホークスファンです。
ホークスと言えば先日2020年02月11日にお亡くなりになった
野村克也元監督はホークスのレジェンド選手兼監督でしたね。
※以下「野村監督」
そんな野村監督の死も銭湯通いをしていれば、
防げたかもしれません。
野村監督の死因
死因は警視庁発表で「虚血性心不全」と発表されておりました。ですが、その前に下記ポイントも記載されていました。
自宅の浴槽の中で意識を失っているところを、
家政婦が発見し通報。
救急車で病院に運ばれた野村監督は帰らぬ人に。
直接の死因は「虚血性心疾患」ではありますが、
キッカケとなったのは入浴時の事故と言えるでしょう。
入浴に関する死亡事故と予防
過去に厚生労働省の研究班による入浴に関連した死亡者数は、検査年に応じて若干変化があったものの、
年間でおよそ1万5千~2万程度と言われています。
そのうちの9割が65歳以上かつ、7割が冬季に集中していたそうです。
過去10年の月毎の事故平均は、
12月、1月、2月の3ヶ月が特に多かった。
また日本法医学会の調査によると、入浴中の死因で多いのは、
「心疾患」「脳血管障害」「溺死」でした。
事故の原因は血圧の急激な変化
上記の日本法医学会の調査における原因の多くは、血圧の急激な変化による「ヒートショック」でした。
ヒートショックとは、急激な温度の変化で身体がダメージを受けること
温かい部屋から、気温の低い脱衣所へ移動した時、
気温の低い脱衣所から熱い湯に急いで入ったりした時などに、
血圧が急激に変化して健康被害を引き起こすものです。
野村監督の死因としてもネットでは多く書かれているものですが、
私の考えは少し違います。
野村監督の死のきっかけは”のぼせ”
私が野村監督の死因で注目したのは”虚血性”という部分です。入浴時、水分補給せずに長湯をした場合など、
発汗のために脱水が起き、
血液粘度上昇により凝固し易くなります。
浴槽から出る際にも注意が必要で、
入浴中水圧により圧迫されるため主に血液は上半身に集まっています。
浴槽から出ると上半身に集中していた血液は開放され、
末梢血管も拡張され急激に下半身に回り脳血流の変化により気分が悪くなる。
特に座っていた姿勢から急に立ち上がると、
さらに加速し虚血による意識低下や失神を引き起こす可能性も!
これがいわゆる”のぼせ”なのですが、私は恐らくこちらが野村監督の死のキッカケになったのではないか、
そう考えています。
おそらく急激に立ち上がった瞬間にのぼせてしまい、
意識を失い、浴槽にそのまま入り込んだのだと推測。
※しかし体調が悪く車椅子生活という噂も聞いていた。
※一人で入浴していたのか?という疑問もある…
冬の不慮の事故防止にも最適な銭湯のススメ
上記の様な入浴時のトラブルも、銭湯に通っていれば防げたかもしれません。
銭湯は脱衣所も温かく、脱衣所と浴室の温度差が少ないですし、
銭湯内でのモラルに気を付けている方は、
必ず身体を洗う、かけ湯するなど、お湯に体を慣らしています。
さらに銭湯内でのぼせたとしても、他のお客さんが気付いて助けてくれたり、
お店の人がすぐに対応してくれる安心感もあります。
新宿の大星湯さんなどは、
AED完備、救急の勉強もなされていたりします。
以上のことから自宅よりも銭湯の方が、はるかに安全だと言えるでしょう!
外にでるのが億劫とか言わずに、
お年寄りは冬場こそ銭湯に行くことをオススメいたします。
銭湯に行くことこそ、最高の入浴事故防止策なのです!
自宅で出来る入浴事故予防
どうしても銭湯に行きたくない人にもアドバイスを。
自宅で入浴する際には下記の点に注意して入浴してください。
・脱衣所を暖房やヒーターで温める。
・浴室内も温めておく。
※浴槽の蓋をあけ、浴槽内に向け温かいシャワーを数分出して蒸気を出す。
・入浴前にコップ一杯程度の水分を取っておく。
・入浴時は四肢からかけ湯をして身体をお湯に慣らしてから入浴。
※あまり長湯はせず、もしも意識が遠のく感じがしたら出ること。
・浴槽から立ち上がる際や、浴室内の移動では急激な動きはしない。
・入浴後にもコップ一杯程度の水分を取っておく。
あとさらに補足するのであれば、食事直後であったり、飲酒後の入浴は控えた方がいいですね。
以上の点を気を付けて冬場での入浴を楽しんでください♪
ありがとうございました。
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