【銭湯関連】令和元年の冬至は銭湯でゆず湯をオススメする理由!

2019年12月5日木曜日

銭湯学/入浴学 銭湯関連

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東京銭湯は冬至にゆず湯実施

こんにちわ
先日訪問した銭湯で、
今年の冬至イベント告知ポスターが掲載されていましたので紹介させていただきます。

※冬至イベントゆず湯ポスター画像※
ご覧の通り、
今年の冬至も東京都の銭湯では多くの場所で、
ゆず湯を実施する様です。

ゆず湯とは?

概要

日本では江戸時代頃より冬至に柚子を浮かべた湯舟に入浴する習慣がある。
ゆず湯に入れば風邪を引かない」と言われており、
冬至の日において、柚子湯を用意する銭湯が多い。

冬至と「ゆず湯」との関連は必ずしも明らかにはなっていない様ですが、
ゆず湯の習慣は銭湯の登場以後のことであり、
湯治(とうじ)と冬至(とうじ)との語呂合わせ、
身体息災であれば融通(ゆうずう)が利くと、こじつけたという説がある。

ゆず湯をオススメする理由

現代の科学調査において血液の流れを良くする血行促進効果があり、
風邪の予防だけではなく、冷え性や神経痛、腰痛などを和らげる効果があるとされている。

検査では、更湯(普通のお湯)とゆず湯に入浴後のノルアドレナリンを比べたところ4倍の差が出たそうです。
ノルアドレナリンは血管を収縮させる効果のある成分なので、
入浴時にそれだけ血管が拡張していたと判断できる

果皮に含まれるクエン酸やビタミンCにより、
ひび・あかぎれを改善したり、皮の芳香油が湯冷めを防ぐと考えられているので、
冬至以外でも冬の病気予防にはゆず湯は効果的だと言えます。

それがゆず湯をオススメする理由ですね♪

ゆず湯の作り方

(1)ゆずの果実を5 - 6個輪切りにして湯に浮かべる。
皮膚が弱い人は、輪切りにした柚子の果実を熱湯で20 - 30分蒸らし、
その後、布袋に入れて湯に浮かべるとよいとされる。

(2)ゆずの果実を複数個、丸のまま湯に浮かべる。
(3)ゆずの果実を複数個、布袋に入れて湯に浮かべる。

以上の3点が、ゆず湯の主な作り方だと思われます。

家庭では(1)が多く、
銭湯では(2)と(3)が多い様な印象である。

豆知識

「ゆず湯(柚子湯)」は冬の季語となるのですが、
ゆず(柚子)自体は秋の季語ですので、
俳句などを作る際には覚えておくと良いでしょう。

最後に

上記に記した通り、ゆず湯は冬場の病気予防にふさわしい湯といえます。
是非令和元年の冬至、12月22日は東京都の銭湯に行って、
ゆず湯に浸かってみてください。

本日は以上


話してる人

湯屋神様と私/God&Me


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自己紹介

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銭湯ガイドマイスターを目指して日夜勉強中&銭湯通い。 入浴とは全く違う職種でパニック障害とウツを併発し休職。 健康を取り戻す&社会復帰のため、 銭湯入浴を日常生活に取り入れ回復に努める傍ら、 オススメの東京銭湯を中心に紹介

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