【入浴学】温泉健康指導士＆温泉ソムリエマスター合同セミナー体験レポート

温泉健康指導士＆温泉ソムリエマスター合同セミナー

こんにちわ、
本日は先日2019年12月07日に行われた、
温泉健康指導士＆温泉ソムリエマスター合同セミナーの概要と、
感想をレポートとしてまとめたものを公開いたします。

講義内容

主催者挨拶
温泉の基礎知識を講義
スポーツ・運動と温泉活用を講義
温泉分析表の読み方を講義
正しい入浴法、入浴の医学的効果講義
本日のまとめ
簡易テストと解説～合格認定式

以上の様な流れでセミナーは実施されました。
各項目毎に、簡単に内容をとりまとめましたので、
順番にご覧いただければ幸いです。

主催者挨拶

一般財団法人、日本健康開発財団理事長である、
栗原茂雄氏の挨拶でした。

今回のセミナーが、
各人の温泉の知識、造詣を深まることに
役に立つという旨を挨拶されておりました。

温泉の基礎知識を講義

の講義

⇑温泉ソムリエ家元ー遠間和宏氏※ネットの拾い物画像、不都合がありましたら削除いたしますので教えてください

温泉とはなにか？
といった基本的な部分の解説から、
温泉を定義するための詳細な条件まで詳しく解説。

さらに日本の温泉法はドイツをモデルとしているという豆知識に、
温泉法で定められている適応症の内容解説など、
温泉知識の基礎となる部分を解説してくださいました。

私が取得している温泉入浴指導員資格を勉強した際に、
学んだ要素が多かったのですが、
豆知識などではじめて知る情報もあったので、
これまでの復習を兼ね、とても良い講義でした。

スポーツ・運動と温泉活用を講義

温泉医科学研究所副所長の樋口善英氏の講義

健康増進施設の活用を中心とした、
アスリート向け運動入浴プログラム作成のポイントを、
実際に存在する施設江ノ、島アイランドスパでの事例をベースに解説。

押さえておく重要なポイントとしては、
「１、リカバリー(回復)」「２、リフレッシュ(解放)」「３、ピーキング(持続)」
以上の３つを選手毎の体調に合わせて検討し、
温泉地選択の選択から、朝、昼、晩、睡眠導入までの入浴プラン設計までを解説。

なかでもアスリートは競技を実施する際に、
良い状況を競技当日に設定するために、
数か月前から競技直前までの入浴プログラムを検討するという話があり、
３のビーキング部分をかなり重要視している点は覚えておきたいと感じました。

温泉分析表の読み方を講義

温泉ソムリエ家元ー遠間和宏氏の講義

これは温泉ソムリエの勉強ではお馴染みで、
温泉分析表の読み方と、温泉分析書の書き方を平行して講義する内容。

細かくは記載し辛いので割愛いたしますが、
今後細かく1記事としてまとめてみたいと思います。

正しい入浴法、入浴の医学的効果講義

入浴医学博士・東京都市大学博士の早坂信哉先生の講義

先生が何故入浴学の研究を始めることになったのか、
キッカケとなる過去の診療所体験談からはじまり、
以下の様な内容を細かく解説してくださいました。

毎日お風呂に入るひとの最新研究結果の解説。
お風呂とシャワーを比べた幸福度の比較研究結果の解説。
全身浴と半身浴を比較した際の利点と欠点の解説。
冬場の入浴事故の危険性と予防入浴法の解説。

これらは入浴アドバイザー資格取得時に、
早坂先生の著書で勉強したのですが、
その良い復習になりましたし、
ご本人の解説でより造詣が深くなったことが感じられました。

本日のまとめ

温泉ソムリエ家元ー遠間和宏氏がまとめの挨拶

簡単なこれまでのまとめ総括したうえで、
温泉法について豆知識をお話いただきました。

温泉法は以前経験則で作成されていたが、
早坂先生をはじめとした温泉や入浴に関する医学的研究が進んだ結果、
現在は医学的エビデンスにそって改正されたとのこと。
※平成２６年７月に温泉法改正※

さらに温泉法は10年間有効かつ1件発行するのに訳10万円の費用がかかるので、
改正後もまで以前の経験則ベースの温泉法で表示している温泉も、
少なからず存在する様です。

最長で令和5年前後まで以前の温泉法で分類された温泉が、
残ってしまう可能性があるとのことですので、
温泉に行かれた際に分析表を見る場合は、
注意してみてみると良いでしょうね。

簡易テストと解説～合格認定式

そして簡易テストと解説を実施し、
合格者は「温泉健康指導士」と、
「温泉ソムリエマスター(★１個ソムリエ)」に認定されました。

最後に

本日は以上