台東区[湯どんぶり栄湯]へ行く_吉原公園などの寄り道散歩で歴史を感じよう__東京ゆらん５_第013回

東京ゆらんを巡る散歩13回目です。
今回の目的地は台東区銭湯「湯どんぶり栄湯」さん。

今回もただのルート紹介だけではなく、
最寄り駅からのルート近辺の公園や、
史跡などを巡りながら散歩ルートを紹介していきたいと思います。

「三ノ輪」駅は東京都台東区三ノ輪二丁目にある、
東京メトロ日比谷線の駅。
台東区最北端にあたる駅で、個人的にはこういった機会がないと来ない。

目的地である「湯どんぶり栄湯」さんは、
この駅から南東に向けて１キロ程の場所にある。
地下鉄で東京の東側から行くのであれば、ここがベストだと思います。

「南千住」駅は、東京都荒川区南千住四丁目にある、
JR東日本の常磐線・東京メトロの日比谷線・つくばエクスプレス３種類で行ける駅で。
荒川区最東端の駅。

個人的には全く利用しない駅です。
ただし目的地である「湯どんぶり栄湯」さんは、
この駅から南に向けて１キロ程の場所にあり三ノ輪と距離も同等ですので、

常磐線や、つくばエクスプレスなど利用なされている方は、
こちらから来たらよいと思います。

その他：バス「清川２丁目」

三ノ輪駅に到着しましたら「南千住駅」方面の出口から出ましょう。
私は「秋葉原」方面から来ていましたので、
進行方向の出口ということになります。

駅から出ると、
ちょうど国道４号と明治通りがぶつかる場所に出ますので、
明治通りを南東へドンドン進んで行きましょう。

※多分はじめて訪れる場合には混乱すると思います。
写真で解説

明治通り沿いをドンドン進むと、
右側に公園が見えてきます。
「東盛公園」という学校横にある割と奇麗な公園で、
寄り道にはピッタリ！
 遊具も多数あり、子供が遊ぶにも良いと思います。

端には広場もありましたので、
走ったり ボール遊びをしたりするのも
余裕があってできるイメージ。

お手洗いもソコソコ奇麗な感じでしたので、
ちょっとした休憩に利用するのも良いかと♪

今回の散歩ではこの公園を縦断し、
南に向かって行きます。
※最初は南東に進んでいましたので右斜めに進むイメージ※

樋口一葉ゆかりの地

樋口一葉記念館

一葉堂

近くには「一葉堂」という
木目込人形工房もあります。

日本的な木製の人形が見学できますので、
立ち寄ってみることをオススメします。

江戸文化の発展に貢献した吉原遊郭

一葉記念館から東に向かってしばらく歩を進めると、
吉原公園が見えてきます。

吉原公園

 緑の木々の先に階段が見え

 階段を上がると広場
広々した広場でユックリ休憩できそうです。

 吉原由来などの解説板

江戸時代、吉原遊廓での女性の妖艶な雰囲気や見た目が、
芝居や歌舞伎などに女性の髪型や衣装などが取り入れられ、
音曲や舞踊、その他の雑多な芸能と江戸市中にも広められたそうで、

当時は新しい文化の発信地であり、
特定の治外法権の様なものもあったイメージのある
不思議な場所であったことがうかがえます。

吉原大門

公園を抜けて少し進んだ先に大門跡があるが、
どんな見た目であったのかは想像するしかない。

見返り柳の碑

 大門跡を東へ進んで行き、
最初の交差点に柳が見える
 これは見返り柳と呼ばれている場所。

遊廓の入り口付近に生えた柳の名称で、
遊廓で遊んだ男が、帰り道に柳のあるあたりで、
名残を惜しんで後ろを振り返ったことからこの名が付いたそうな。

湯どんぶり栄湯

到着

左側に駐輪場、右側に銭湯があります。